もち麦はもっちりプチプチとした食感と食物繊維を豊富に含んでいるのが特徴で、コンビニのおにぎりや冷凍食品、麺、お菓子などさまざまな商品に使用されています。もち麦は、ビールの材料や麦茶、麦ごはんなどで使われている大麦の一種です。実は、米にうるち米ともち米があるように、大麦にもうるち性のある麦と粘りのあるもち性の麦があるのです。
私たちのもちむぎは、千葉県と茨城県で生産された国産のもちむぎのみを使用し、健康志向と安全性の高い商品の提供を目指しています。
もち麦に含まれるβ(ベータ)グルカンという粘りのある食物繊維です。βグルカンは、水溶性食物繊維でもち麦(大麦にも)に特に多く含まれています。通常、食物繊維が少ない食事をすると、小腸で一気に吸収され、血液中の糖が急激に増えて、血糖値が一気に上昇します。糖が多すぎると、細胞が血液中の糖をこれ以上取り込めなくなってしまいます。余った糖は、脂肪に変換され、脂肪細胞にため込まれてしまうのです。一方もち麦は粘りのあるβグルカンを多く含んでいるため、食事が時間をかけてゆっくり消化されます。血液中の糖の量が増えすぎず、多すぎた糖を脂肪としてためこまなくてすむため、肥満を抑制することができるのです。
もち麦は、糖尿病の予防にも期待されています。 もち麦を食べると、次の食事でも血糖値の上昇を抑える「セカンドミール効果」があることがわかっています。
日本の大麦研究の第一人者である池上幸江さんは、日本人は特に食物繊維の摂取量が減ってきているため、もち麦(大麦でも可)をごはんに3割ほど混ぜ、出来るだけ毎日食べ習慣を続けることが大切です。
参照:NHK ゆうどきネットワーク